今回は小学校4年生/Let’s try2/Unit5『Do you have a pen?』の活動例を紹介します。
単元目標
- 文房具などの学校で使う物や、持ち物を尋ねたり答えたりする表現に慣れ親しむ。
- 文房具など学校で使う物について、尋ねたり答えたり伝え合う。
- 相手に配慮しながら、文房具など学校で使う物について伝え合おうとする。
言語材料
- Do you have (a pen)?Yes, I do/No, I don’t.I have/don’t have (a pen).
- glue stick/scissors/pen/stapler/magnet/marker/pencil/sharpner/pencil case/desk/chair/clock/calender
英単語の練習の仕方
文房具の単語の練習の仕方は以下のブログを参考にしてください。きっとクラスの子どもたちに合った方法が見つかると思います。
【完全保存版】小学校外国語活動/全学年全単元で使える単語練習の方法7つ
スリーヒントクイズ
単語の練習をした後に『What’s this(What are they?)』クイズができます。1つの文房具につき3つのヒントを与えます。
pensils
- You can write letters.「文字を書けます。」
- Everyone has them.「皆さん持っています。」
- They are in your pencil cases.「筆箱に入っています。」
rulers
- I(teacher)have a big long one.「私(教師)は大きくて、長いものを持っています。」(黒板で使うものは大きくて長い定規がありますよね。)
- You can major 1cm, 2cm…「1センチ、2センチと図れます。」
- You can draw lines. 「線が描けます。」
erasers
- They are called “rubber” in UK.「イギリスでは”rubber”(ゴム)と呼ばれています。」※アメリカでは”eraser”, イギリスでは消しゴムの素材の”rubber”と呼ばれています。
- Their colors are white, black, pink, yellow…「消しゴムの色は白、黒、ピンク、黄色、、」
- You can erase letters.「文字を消せます。」
1番が難しそうなら、”They are in your pencil case.”「筆箱の中に入っています。」や”They have paper covers.”「紙のカバーがついています。」などでも代用可です。
glue sticks
- Everyone has one.「皆さん1つは持っています。」
- You use them in arts and craft.「図工で使います。」
- They can stick papers.「紙をひっつけます。」
What can you see?
- この図のように封筒に穴を1個開けます。(3個ほど開けても良いです。)
- この封筒の中に黒板に貼る大きさの単語カードを入れます。
- 穴から見える単語の絵をヒントにして何の単語が見えるか子どもたちが答えます。
開ける穴の位置によっては全く単語の絵が見えない場合がありますので、事前に確認しながら穴を開けてくださいね。
仲間探し
- Let’s tryの後ろのページについている文房具のカードの裏に自分の名前を書きます。(カードを失くさないために)
- 文房具のカードを切り取ります。
- その中から自分で1枚文房具のカードを選びます。
- 全員立ち歩いて「Do you have a○○?」(○○を持っていますか?)と聞いていきます。聞かれた子どもは「Yes, I do.」または「No, I don’t.」と答えていきます。
- 「Yes, I do.」と言われて同じカードを持っている友だちを見つけたら座ります。
- 「No, I don’t.」と言われたら同じカードを持っている友だちを見つけるまで繰り返します。
仲間探しゲームをする前には必ずデモンストレーションを見せるようにしてください。そして、「Do you have a○○?」の言い方もたくさん練習して慣れさせて、子どもたちがスムーズに活動に参加できるようにしてくださいね。
文房具のお買い物
相手のペアが持っていない文房具を買って渡してあげるアクティビティです。
- 2人一組のペアを作ります。(2人をそれぞれAとBとします。)
- Aの子どもには全ての単語が書かれている紙を渡します。(今説明するために手書きで描きました。)
- Bには上記の単語のうち1つ欠けているものを渡します。この例ではmagnetが抜けていますが、10個の文房具が均等に抜けているように用紙を作ってください。Bの子どもたちにはそれぞれに違うもの(10通りのもの)が行き渡るようにします。
- AがBに「Do you have a○○?」と聞いていきます。Bはあれば「Yes, I do.」なければ「No, I don’t.」と答えます。※BはAに自分の紙を見せないようにします。
- 教師は前で文房具のお店屋さんを開いています。Aにはあらかじめ、1ドル札を渡しておきますので、その1ドル札を使ってBが持っていないものを「○○, please」と言って買いにきます。※10個の文房具の単語をバラバラにしてお店屋さん(教師のところ)に置いておきます。
- 教師はAが買いにきた文房具の単語カードをお金と引き換えに「Here you are.」と言って渡します。
- AはBに「Here you are.」と言って買ってきた文房具を渡します。もちろん「Thank you.」も言うようにします。
- BはAが買ってきてくれた文房具を紙に貼ります。
- AとBを交代します。
少しややこしいでしょうか?要は、ペアが持っていない単語をもう一人が買ってプレゼントしてあげるということです。
1ドル札とAとBの子どもに配るプリントを作らないといけないので教師の負担は大きいですが、子どもたちは大好きな活動です。このUnit5の最後の活動にもってこいなのでぜひやってみてください。
他の単元
授業で使える英語表現はこちら↓
【小学校英語活動】Let’s try2!4年・Unit3「I like Mondays」活動案
【小学校英語活動】Let’s try2・What time is it?の活動例を紹介します
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