【レオ・レオニさんの英語絵本】『Tille and the Wall』を紹介します

英語絵本

どうも!nahoです。

みなさんドイツにあったベルリンの壁はご存知でしょうか?今回紹介する『Tille and the Wall』は、ベルリンの壁の話がベースになっているそうです。

では、改めてあらすじを紹介します。

『Tille and the Wall』のあらすじ

ティリーはずっと壁の向こうには何があるんだろうと思っていました。ファンタジックな世界が広がっていることも想像しながら、トンネルを掘り進めていくと、そこにはなんとティリーのようなネズミたちがいたのです。同じ仲間のネズミたちがいたというところも同じ国内を断絶していたベルリンの壁と同じですね。ベルリンの壁はドイツに28年も存在していたようで、家族や親族、友人などと会えなかった方のことを思うとなんとも痛ましいです。

ベルリンの壁とは?

第二次世界大戦後、連合軍(米・英・仏・ソ連)によって西ドイツと東ドイツとに分割された敗戦国ドイツ。東ドイツはソ連が統治しましたが、そのなかにあったベルリンはさらに分割され、西ベルリンを米・英・仏が、東ベルリンをソ連が管理することになりました。つまり、東ドイツ国内にありながらも西ベルリンだけは西ドイツに属するという、まさに陸の孤島のような状態になったのです。

資本主義の西ドイツと、ソ連社会主義の東ドイツの経済格差は徐々に大きくなっていきました。東ドイツの経済が悪化していくのに対して、西ベルリンが属する西ドイツの経済は成長を続け、市民の生活も格段に豊か。当初は東西ベルリンの行き来は自由だったので、自由で良い暮らしを求め東ベルリンから西ベルリンへ亡命する人は増える一方でした。

1961年検問所の様子

1961年検問所の様子

国家存続の危機を感じた東ドイツは、東の人々が西に逃げられないように壁を作ろうと考えて実行。1961年8月13日、東西ベルリンの境界線が封鎖され、西ベルリンをぐるりと取り囲む壁が一夜にして作られました。信じがたいことですが、ある日突然出現した「壁」によって、家族や友人と二度と会えなくなってしまった人たちがたくさんいたのです。

https://allabout.co.jp/gm/gc/446558/からお借りしています。

『Tille and the wall』の詳細

  • 作者/レオ・レオニ
  • ページ数/32ページ
  • 大きさ/22.23 x 0.36 x 26.26 cm
  • 絵本のイメージ

ミミズが穴を掘っているのを発見して、なんでこれを今まで思いつかなったのかと思っているところのティリーです。レオ・レオニさんの作品には動物がたくさん出てきますが、ネズミが出てくる作品も多いように思います。

『Tille and the wall』の英語表現

  • no one「誰も〜ない」
  • lie「横たわる」lieとlayの違いはこちらの記事をご覧ください。

英語絵本『My House』で【lieとlayの違いを徹底的に解説】

  • inhabit「住む」
  • rusty nail「錆びた釘」
  • dent「くぼみ」
  • full of excitement「興奮して」
  • pebble「小石」

まとめ

Since that day the mice go freely from one side of the wall to the other,

その日からネズミたちは自由に行き来できたという一文が最後にありますが、これこそがベルリンの壁が崩された後の人々の様子を描かれているのだと思います。

壁の向こう側にいたネズミたちと初めて会えたときの喜びの様子の絵も印象的です。

ベルリンの壁と聞くと、遠い昔の遠い国の、、というイメージしか正直ありませんでしたが、『Tille and the wall』を読むと絵本なのに不思議なことに本当にあったことなんだなという実感を私は持つことができました。

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