【No sooner thanって一体何?!】英語絵本『It’s Mine』を用いて3つのステップで解説します!

英語文法

『No sooner〜 than…』って何となく聞いたことはあるけど、もうむずかしそうだしお手上げ!考えたくもない!っていう方。大丈夫です。私も高校生の頃英語の文法苦手で大嫌いでしたので。しかし、大人になって子どもに英語の絵本を読むようになって逃げられなくなってしまったので今あわてて復習しているところですので、一緒にやっていきましょう。

英語絵本を使いながらどこよりも分かりやすく3ステップで解説していきます。では早速参りましょう!

レオ・レオニさんの『It’s mine』のあらすじ

『no sooner 〜than…』についての説明を『It’s mine』の英語絵本に出てくる文を使ってするので、まずは軽くあらすじを紹介します。

レインボー池の中洲に住むミルトン・ルパート・リディアの3匹のカエルはいつもケンカばかりしています。「池はぼくのもの」とミルトンが言い張れば、ルパートは「中洲はおれのだ」と言い返します。「空はわたしのものよ」とリディアも負けていません。見かねたヒキガエルが「このままではいけない」と諭します。でもミミズをめぐってまたケンカが始まりました。

すると一転にわかに空がかき曇り雷鳴とどろき土砂降りの雨が振り出し、みるみる池の水かさが増していきます。

危機に直面して初めてわかる仲間のありがたさがわかったようです。ずっと「It’s mine」と言い張っていた3匹でしたが、物語はリディアの「It’s ours!」の言葉で締めくくられています。

No sooner〜 than…

No sooner had he left than Milton ran off with a large worm.

No sooner had he left のheはヒキガエルです。この1ページ前にヒキガエルが3匹に「It’s mineばっかり言ってないで仲良くしなさい」と言いに来ていました。

No sooner had he left than Milton ran off with a large worm.

「ヒキガエルが去るやいなやミルトンは大きなミミズを持って逃げてしまいました。」という訳になりますが、ステップ1〜3の段階に分けて、『No sooner 〜than…』を理解していきましょう。

ステップ1/倒置される前の文章

No sooner had he left 〜.

heとhad leftが倒置の形になっています。倒置になってしまうとなんだか難しく思えてしまいますよね。ですので、まずは倒置される前の形に戻してみましょう。

He had no sooner left than Milton ran off with a large worm.

これなら倒置の形よりは抵抗感が少ないですよね。

ステップ2/no = 時間差なし!

He had no sooner left than Milton ran off with a large worm.

sooner という比較級の前に no があります。no は打ち消しで、sooner(より早い)の意味を否定しています。つまり「早くない」=「同じくらいの時間」ということを意味しています。

「ヒキガエルが去った時間」=「ミルトンが大きなミミズを持って逃げた時間」ということです。

ステップ3/noを先頭に

ここでは、否定語(=no)が文頭に来た時には、疑問文の形に倒置します。

He had no sooner left than Milton ran off with a large worm.

No sooner had he left than Milton ran off with a large worm.

Noが先頭にきた文では主語と述語が入れ替わっている、すなわち疑問文の形になっていますよね。

※注意)倒置するのは no sooner が含まれている前半の文で、than 以降の後半の文は倒置しません。

as soon asとほぼ同じ意味

『as soon as』(〜するとすぐ)と『No sooner〜than..』はほぼ同じいみです。

  1. No sooner had he left than Milton ran off with a large worm.この文をas soon asで言い換えると、
  2. As soon as he left, Milton ran off with a large worm.

1と2の文の違いにお気づきでしょうか?

1ではhe had leftと過去完了が使われていたのに対して、2ではhe leftと単に過去形が使われています。

その理由はas soon asはカジュアルに使われて、no sooner〜than..は文語的というところからきているようです。as soon asはカジュアルに使われるので、過去→過去で表すほうがほぼ時間差がなく同時におこっているということが表しやすいのだと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?これで長年の疑問や葛藤から解き放たれた方が一人でもいらっしゃったら幸いです。レオ・レオニさんの『It’s mine!』は年長さん以降でしたら読めると思いますので、ぜひお子さまにも読んであげてみてくださいね。『一人占めは争いのもと』ということも学べます。

レオ・レオニさんの他の絵本はこちらです。

【英語絵本】レオ・レオニの絵本「フレデリック/Frederick」を読んでみよう

【英語絵本】色学べて心もほっこりする絵本「A color of his own」を日本語で読んでみよう

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