【子育て中の親御さん必見】『自分でできる子に育つほめ方・叱り方』

子育て中の親御さん、いつもお子さんへの叱り方やほめ方これで良かったのかな?と悩まれていませんか?私は、子どもが寝た後に毎日思っていました。「子どもがスーパーで泣きわめき散らした時なんて言えば良かったのかな」「今日はお出かけする前に時間がなくて子どもにイライラしてしまったな」など尽きません。

もしあなたが同じことを悩んでいるのであれば、モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が書いた『自分でできる子に育つほめ方・叱り方』必見です。

2種類の子どもへの接し方

子どもへの接し方は2種類あります。

  1. 条件付きの接し方
  2. 無条件の接し方

条件付きの接し方

子どもが大人の思い通りに行動したときにだけ愛情をあたえ、そうでなかった場合には罰を使います。つまり、子どもの行動をコントロールしようとします。

例えば

→子どもがぐずった後には「絵本を読まない」など。

条件付きが子育てを繰り返すと、褒められた時に愛されていると感じ、反対の場合は愛されていないと感じてしまいます。

無条件の接し方

行動の良し悪しに関わらず愛情を注ぎ、子どもの気持ちに寄り添います。

無条件の接し方では、子どもがぐずった後でも一緒に絵本を読みます。そして、その前後にぐずったときの出来事を話し合ったり、後ほど話す「わたしメッセージ」で気持ちを伝えます。「わたしメッセージ」は後ほど説明します。

決定的な違い

無条件の接し方と条件付きの接し方の決定的な違いは子ども全体を見てあげるかどうかです。

無条件の接し方→子どもの考え方や行動の理由を考える/条件付きの接し方→行動だけを見て判断する。

条件付き子育ての怖いデメリット

  1. 短期的にしか教育効果がない。
  2. 条件付きの自己肯定感しか持てなくなる。
  3. 親子関係が悪くなる。
  4. 世代を超えて引き継がれる。

何一つ良いことがないですね。恐ろしいです。

無条件子育ての5つの原則

ほめ方と叱り方に気をつける

能力や見た目に関した声掛けを辞め、努力や経過に言及したり、子どもの行動について具体的に声をかけていきます。

子どもに対するイメージを見直す

  • 「子どもも大人と同じように権利を持った尊い存在」という見方をしていると子どもの意見にもっと耳を傾けるようになります。
  • 「男の子」と「女のコ」のイメージを押し付けてしまうのもNGです。

子どもにとって良きリーダーでいる

子育てで良きリーダーとは、子どもに向き合い、気持ちに寄り添いながらも必要な制限を設け、子どもに道しるべを示す人です。

子どもへの要求を考え直してみる

成長段階に合わない要求はしないことが大切です。大人の都合を押し付けていないか今一度振り返ってみましょう。

子育ての長期的なゴールをもつ

将来子どもにどのようになってほしいと思っていますか?普段の自分の行動が子育ての長期的なゴールにいかに貢献しているか、子育ての邪魔になっているのかを考えてみましょう。

正しいほめ方

子どものほめ方も子どもを育てる上でとても重要です。

正しいほめ方は”プロセスほめ”です。

  • 「頑張って最後までやりきったね」
  • 「失敗しても諦めなかったね」
  • 「いろんな方法を試したね」

反対にダメなほめ方は

  • 具体性に欠けるほめ方
  • 人中心ほめ

です。

例えば、ご飯をこぼさずに食べたこどもに対してほめる時

  1. 「すごいね」→具体性に欠けるほめ方
  2. 「お利口さんだね」→人中心ほめ
  3. 「こぼさないようにスプーンの持ち方を変えてみたんだね」これがプロセスほめで、このほめ方が一番子どものやる気をそがないらしいです。

2つのほめ方がダメな理由

では、なぜ具体性に欠けるほめ方と人中心ほめがダメなのか4つの理由をみていきましょう。

ほめられ依存症になる

褒められないと自信が持てず、外部からの承認でしか自分の価値を見い出せなくなってしまいます。

興味を失う

ほめられるためだけに行動をするようになり、楽しいと思っていたことにも意義を感じなくなってしまいます。

チャレンジ精神の低下

周囲からの評価が下がることを恐れ、失敗を避けるためにチャレンジすることをためらうようになってしまいます。

モチベーションの低下

努力の有無に関わらずいつも「上手」と言ってもらえていたら子どもは頑張らなくてよいと思うようになり、努力して何かを成し遂げようとしなくなります。

ほめるときの3つポイント

成果よりもプロセス(努力、姿勢、やり方)をほめる

能力や性格をたたえるのはNGです。取り組んでいる過程での努力や挑戦した姿勢、やり方を工夫した点などに言及し、励ましてあげます。

もっと具体的にほめる

「すごいね」と言われても具体的な理由なしには自分の優れているところ、努力が必要なところが分かりにくいです。具体的なフィードバックをもらった場合のほうが次のパフォーマンスに向けてモチベーションが上がります。

もっと質問する

会話のキャッチボールができるような質問をしていきましょう。「Yes」「No」で答える質問ではものを選ぶのが重要です。

しかり方

「物をあげる、むやみにほめる」ことと「物を取り上げる、叩く」などは子どもの行動を上からコントロールする方法であるので似ています。

叱り方の4つのポイント

「ダメ!」「やめて!」をなるべく使わない

「そうだったんだね」「わかるよ」から話を始めます。「ダメ、やめて、違う」の言葉を聞き続けるとフラストレーションが爆発しやすい状態になります。

「ダメ!」と口走る前に子どもが何をしたかったのか、何を言いたかったのかを理解し、ありのままの子どもを受け入れたうえで手を差し伸べます。

結果ではなく努力やプロセスに目を向ける

過程や手法中心の声かけとは、結果に至るまでの努力(努力の足りなさ)ややり方(やり方の未熟さ)に対して具体的にフィードバックを与えます。

テストで低い点数を取ってきたときは「40点だったのね。自分の目標には届かなかったみたいだね。次はどうしたらもっと学べるようになるかな?」と声かけをします。

好ましくない行動の理由を説明する

子どもに、自分がとった行動が、子ども自身あるいは他者にいかに影響を与えるかというモラルに焦点を置き、具体的に説明します。

お店の中で走っていたら「走るとぶつかったりして、あなたも他の人もけがをするかもしれないから、一緒にあるこうね。」などと声かけをします。

親の気持ちを正直に伝える

「わたしメッセージ」を伝えます。「わたしメッセージ」とは、相手を批判したり否定したりせずに、「私」自身の気持ちを中心に、自分自身がどう感じているか、その理由は何かを伝えていきます。

わたしメッセージ

①行動

「おもちゃの取り合いになって、弟のことを蹴ったのね」

②感情

「蹴ったりして暴力を振るうのを見るとママはとても悲しい気持ちになるよ」

「蹴られたときに弟が泣いて落ち込んでいたよ」

③影響

「けんかをして椅子が壊れたから、もう使えなくて困った」

「蹴られて、弟は落ち込んでずっと泣いちゃっていたよ」

④「暴力を使わずにおもちゃを2人で使う方法をみんなで一緒に考えよう」

「いつもあなたが宿題をやらないでダラダラしているせいで(あなたメッセージ)、ママはイライラしちゃうよ(わたしメッセージ)」は子どもの行動を批判する「あなたメッセージ」です。

アクティブリスニング

子どもは親に「認めてもらっている」と感じることで心を開きます。そのために、否定しないで理解してもらえていると安心感をもたすことが大切なのでアクティブリスニングが必要です。

アクティブリスニングをするためには

  1. ボディランゲージ
  2. 無条件の受容精神(興味)
  3. 反映力(反復)
  4. ジャッジしたり解決しようとしないこと

が必要です。

最後に

ざっとほめ方、しかり方、アクティブリスニングのやり方をみてきました。私は受容をする、傾聴をするということができていませんでした。今癖になってしみついてしまっているものもあるので直すのに時間がかかってしまうかも知れません。ですが、良好な親子関係を築くために、長期的にみて自分で考えて行動できる子どもになるように今から必死に直していきます。根気がいりそうですが。

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